2013/12/31

はっぴぃえんどは幸せな結末。

はい、大晦日。
2013年も今日で終わり。
2013年最後の日に悲しいニュースも。
ご冥福をお祈りします、大瀧詠一さん。


今年最後ってことで振り返ります、2013年。


大きなところでいうと2月の右膝外側半月板損傷・ロッキング、
それに伴う3月の手術。



8月の初の自主公演。

てところでしょうか。



前者、初の故障、手術。
ダンサーには怪我はつきもの?だから仕方のないことですね。
自分の身体的弱点もわかったことだし、
そこをカバーしながら続けるってこと。
この怪我を言い訳にしてはいけないのだ。
術後初の冬で、右膝になんとなく出る違和感に戸惑いながらも、
何故か左膝が痛むことにビビりながらも、ここで止まるわけにはいかない。
止まってしまうことは申し訳ない。
今まで以上にハードな作品にも耐えられる身体に絶賛鍛え直し中です。

より自分の身体と対話しようという気持ちが強まったと思えばいいのです。
死ぬまでずっと一緒にいてくれる、一生涯の玩具なのだから大切に。



後者、初の自主公演。
ずっと作品を作りたいと思ってきて、その願いをひとまず達成。
至らない点も反省点も多々ありながら、
次へまた進もうと思えているからいいのです。

後悔はない。



去年の大晦日は何書いていたのかしら?と
振り返ってみると、去年は「助走」の年だったらしい笑
「助走」してどうなったのか、はよくわかりません。
まだまだ「助走」中なのかもしれません。
ていうか、一生「助走」なのかもしれません。

不思議なことに「完璧」というものは嘘くさい、というのは持論。
でも「完璧」は目指さなくてはいけない。
「完璧」を目指すことが大事なのだと思うのです。


2013年の総括はそんな感じですかね〜
2014年の目標は…まぁいつものことながら貪欲に、ですかね。
20代最後の年ですってよ、来年は。
トリッキーかつ愚直に突き進んでいきます。



さて2013年観劇ベスト3でも選んでしめますか。


・劇団どくんご「君の名は」
いやー、衝撃的でした、どくんご。
今まで観たシュールと評されるすべての舞台が霞むくらい。
シュールとかじゃない、衝撃的。

・「100万回生きたねこ」
たまらない原作が、自分の好きな演出家の手によって上演されるたまらなさ。
素敵でした、素直に。


上の2つがだんトツだったのでちょっと3つ目選ぶのが難しいな…
印象に残った舞台はデラシネラ「鑑賞者」、サンプル「永い遠足」、
リミニプロトコル「100%トーキョー」、岡田智代∞新宅一平「連絡船」とか?
なにげにF/T作品、観たの少ない割にあたりが良かった。
相馬さん退任でザワザワしていますが、http://togetter.com/li/604766
真相/深層はわからないからなんとも言えないけど、
いち表現者として自分なりの「問い」を続けていこうと思います。
…あ、いきなり話が飛びましたね。



年越しは今年身内で大流行したカタンをやりながら年越すみたいです。
今年も一年大変お世話になりました。
来年も大変お世話になるかと思いますが、それに報いるよう頑張ります。
来年もどうぞよろしくお願い致します。



皆様、良いお年を。

2013/12/14

BUTOH…

ご無沙汰しています。
何故ご無沙汰しているかって?
2週間前は自主練やる時間がなかったというのと、
先週はやったけど、内容が特にない練習だったので更新怠ったからです。
じゃあ今日は内容がある練習だったのか、と問われると謎ですが笑…

今日は開始前に稽古場の予約関係で若干アワアワしながらも
無事稽古開始。
冬場は床が冷たくなるので稽古場を選ばないと
なかなか床ゴロゴロとアップできないのが大変。
フローリングはやはり木の温もりがある、なんとなく。


前半はヌラヌラと動きながら身体を温める。
今週の月曜日にGRINDER-MANの伊豆さんが開催している
月曜稽古で久しぶりに落下練をしたのですが、
久しぶりにやったら全然出来ないというか、納得がいかなかったので
そのへんをたっぷりと。
どうやらこの落下練、もともとは舞踏?の練習法らしい。


ある程度暖まったところでソロのリサーチワーク。
なんとなくシーンのタイムを取ってみるが、動きの設計図というか、
構成がしっかりでききっていないのでなんとも…
やる内容や動きの仕組みは決まっているのだけどね。
振付の様にカッチリ決めたくはないが
ある程度の再現性というか、
即興にならないようなクオリティーは確保したい。
作るのは「ダンス」ではなくて、その他の要素も組合わさった
「ダンス作品」だということ。
再現性があるということはそれ相応の強度があるはずなのだ。
年明けちゃったらあっという間に本番だろうからボチボチ固めていかねば。


後半は即興を。
今日は月曜にやった落下練や昨日観た向雲太郎さんの「舞踏?」の
影響ってことでテーマは「舞踏」で。
舞踏は全くかじったことないし、作品も山海塾の「金柑少年」を観たっきり
観てないので馴染みがない。
でもたまに舞踏っぽいと言われることがあるのはなんでやろか?
結構スローな動きを使うからだろうかね?
舞踏ってそうゆうイメージありそうですよね、確かに。

http://www.youtube.com/watch?v=wDbq5g5UeCI

昨日のその「舞踏?」のアフタートークで川口隆夫さんが
手の形をそれっぽくすると他の身体の部位もつられてくる、
みたいな話をしていたのを試してやっていたら結構面白い。
足首とか足先、手首から先って身体の末端で独立している感じあるのだけど
そこを意識すると他の身体の部位もつられて変形する、確かに。
でもそれって無意識的に変な形になっちゃっているとも言える気がした。
意識していない点の、無意識状態の身体の在り方…難しい。

途中違うクオリティーも混ぜてみようとするも、
自分の得意なクオリティーに逃げた感じがするなぁ、観てみると。
逃げに見えないように、ていう課題。

色々な引き出しというか、カードをどのように切っていくか、なんだな。
即興的に構成していくってこと。
あれだ、大貧民みたいなもんだ、多分。


今日はそんな感じでした。
それにしても7分丈のパンツにタイツの組み合わせって
なんだかすごくダンサーっぽく見えるのが不思議。