2015/02/10

現実とリアルと噓と本当と。

暦の上では春なのに、とても寒いですね。
寒波襲来中。


先日Twitterで流れてきたこちらのメルマガの冒頭文。
備忘録として。
http://ch.nicovideo.jp/fukuichikankoproject/blomaga/ar724754

嗚呼、そうだな、と思ってしまったのです。
人質焼殺の動画はニュースで冒頭部分しか見ていないのですが
正直「映画みたいだな」て思ってしまいました。
現実のことなのに虚構のことのように感じさせる。
現実と虚構の境界が曖昧になる。
あっさり虚構の世界へとアクセスして、現実を踏み外す。

現実感を失うというのは恐ろしいことです。
色々なモノ、コトが肉感を失っているんじゃないかと思います。

スマホやパソコンの画面の向こうにも人間がいるっていうこと。
でも自分の隣にも人間がいるっていうこと。
そして自分にも身体があって、五感があるっていうこと。
一日中靴を履いてれば足は臭くなるし、汗をかけば肌はベタベタする。
そうゆうものは嫌悪の対象になるけど、生きているってそうゆうこと。

そういった肉感を大事にしていきたいな、と思います。

2015/02/03

Imagine0131

https://twitter.com/sechanco/status/425897118599901184/photo/1

これは1年前の話です。


想像するに、現代で戦争が起きてもきっと日常生活は変わらない。
自分たちが日常を生きている裏で、遠くの国で、
ミサイルや空爆で街が人が焼かれる。
太平洋戦争のように上陸されたり、空爆されたり、てことはたぶん無い。

代わりに爆弾を身体に捲いた少女が、街中で自爆したりする。
戦争が軍事大国・軍事同盟と絶望と憎悪が充満した少数者との戦いだから。
少数の彼らは爆撃機なんか持っていない。
少量の武器で効率よく、テロをする。

思考停止して、現状維持を願うのか。
でも現状は移り行く。自分が思考停止していても、周りは動いていくから。

だから考え続けないといけない。
意味が無いことかもしれないし、やれることは数限られてるかもしれない。
でも考えて、想像し続けるしか無い。

そんなことを思うのでした。

2015/02/02

未来にとっての過去は、現在。

2015年1回目のブログ更新です。
blog無精です。
SNSもやってるからなんとも使い分けが難しいところですが…
でもたまに備忘録的につけるブログが後々自分を振り返るのに役立ったり、
自信つけられたりするんですよね。

そんなこんなで…
去年の「ダイニング」終わりから取り組んでいました
「1hour before Sunset」再演は昨日無事終わりました。
ご来場頂いたみなさま、スタッフのみなさま、共演者のみなさま、
そして振付の岩淵さん、ありがとうございました。

この作品は2011年に初演した作品です。
初めてキチンとしたオーディションを受けて参加させて頂いた作品で
自分が作品に出られることで、出られない人がいるんだよなぁ、頑張ろう、
と思ったのを覚えています。
地域創造の公共ホール現代ダンス活性化事業でも2度再演し、
2013年の東松山の公演の際にはリハーサル中に故障したりしました。
その時の模様、詳しくはコチラ↓
http://mtshs-otona-shonen.blogspot.jp/2013/03/blog-post.html



今回また再演することが出来て、無事にケガ無く終えることが出来たのは
大きな励みとなりました。
なんというか、ケガを乗り越えた、みたいな気がします。
とは言ってもまだまだ自分の身体に対して不勉強だし、
もっと精進していこうと改めて感じさせられました。

そしてダンスって素敵なものだな、て思いました。

ダンスをして世界を変えられるとは思わないし、
別に飢えや渇きが解消されるわけでもない。
でもそこにまつわる価値観を持ち続け、大切にしていこうと思います。

色々と悲しいことが起きて、もう戦後っていうより戦前なんじゃないの?て
思ったりもします。
丁寧に生きていかないと取り返しのつかないことになるような気もします。
日々を丁寧に生きること、口で言うのは簡単ですが…
まぁ後悔の無いように今を生きるしか無いのだな、と。
後悔の無い今を生きてれば、後悔の無い未来がある、はず。



さて、昨日本番が終わったのも束の間、今日から並行していたリハーサルに合流です。
本番合わせで休ませて頂いた分、諸々取り返すべく頑張ります。

詳細はこちら↓
http://www.otona-shonen.com/Infomation/20150202.html